海の仲間たち
カレイ類 (04-12-27)
|
カリフォルニアアシカ (04-12-27)
|
| カブトガニ (04-10-03) | カモメ類 (04-10-03) |
| ジンベエザメ (04-07-04) | ジュゴン (04-07-04) |
| イシダイ(04-01-05) | イソヒヨドリ(04-01-05) |
| イロワケイルカ(03-10-25) | イセエビ(03-10-25) |
| イガグリガニ(03-10-11) | イカナゴ(03-10-11) |
| 標識調査(03-09-28) | イボニシ(03-09-28) |
| ホウボウ (03-09-20) | 漂 着(03-09-20) |
| ホンソメワケベラ(03-07-06) | ホラガイ(03-07-06) |
| ひげのある魚(03-06-22) | ヒトデ(03-06-22) |
| ハシナガイルカ(03-06-14) | ハゼ類(03-06-14) |
| ハリセンボン(03-06-06) | ハシボソミズナギドリ(03-06-06) |
| ハコフグ類(03-06-01) | ハナゴンドウ(03-06-01) |
| ゴンズイ(03-05-31) | グンカンドリ(03-05-31) |
| フンボルトペンギン(03-05-31) | ガザミ(03-05-31) |
| エトピリカ(03-05-31) | フジツボ(03-05-31) |
| チョウザメ(03-05-31) | チョウチョウウオ類(03-05-31) |
| チゴガニとコメツキガニ(03-05-31) | チンアナゴ(03-05-31) |
| アラムシロガイ(03-05-31) | ブリ(03-05-31) |
| アオリイカ(03-05-31) | アオウミガメ(03-05-31) |
| アンコウ類(03-05-31) | アオブダイ(03-05-31) |
| アカエイ(03-05-31) | アマモ(03-05-31) |
| アホウドリ(03-05-31) | アジ(03-05-31) |
写真(上)=地球史上最大の生物シロナガスクジラ
(レックスツアーズ・デスク提供)
写真(下)=長距離回遊をするコククジラ。左はウオッチングボート
(レックスツアーズ・デスク提供)
人間の豊かな生活の影で
海の生き物たちが犠牲に
地球上に出現した数々の生物の中で、最も大きな体を獲得したのが
シロナガスクジラだ。最大記録は体長約三十三メートル、体重百九十
トンだ。実にバス二十台分の重さである。彼らの主食は五センチほど
のオキアミであるが、一日に一頭が食べる量は何と五トンにも及ぶ。
◆
一方、長距離を回遊するクジラとして知られるのが、体長十三メート
ルのコククジラである。餌場である北極海と、繁殖場所であるカリフォ
ルニア半島を陸地に沿って回遊するが、その距離は何と片道六千キロだ。
まさにこれらのクジラたちは、私たちに、海の偉大さ、神秘、すばらし
さを感じさせてならないのである。
しかし、これらのクジラたちも絶滅の危機にひんしている。シロナガ
スクジラは世界中に約一万五千頭しかいない。また、コククジラは十八
世紀に大西洋で絶滅し、現在は北太平洋に約二万頭が生き残るのみだ。
減少の原因は、いうまでもなく人間が関係している。肉や油をとるた
めの捕鯨によって、両種は大打撃を受けた。そして、保護されるように
なった今日においても、人間がたれ流す汚染物質が彼らの体をむしばみ、
餌を奪っている。そして、いくつもの船舶や漁網が彼らの回遊の大きな
妨げとなっているのである。
◆
一九九九年三月から昨年十二月まで、百四十回にわたり読売新聞の三重
版紙上で海の生き物たちを紹介させていただいた。原稿を書くたびに、私
たちの豊かな生活の影に、多くの海の生き物たちが犠牲となっていること
を改めて感じることが多かった。
海の仲間たちを守るためには、私たち自身の生活を見つめ直す必要がある
のではないだろうか。
(鳥羽水族館・若林郁夫)
◆ ◆ ◆
若林 郁夫(わかばやし・いくお)
京都府出身。近畿大農学部水産学科卒。
現在、鳥羽水族館飼育研究部チームリーダー。
イロワケイルカの出産、生育に成功。
野生スナメリの調査やアカウミガメの
保護にも力を入れている。38歳。
(2003年1月)
|
|