競馬のゼッケン
(Q)
競馬のレースによって、馬に付けるゼッケンの色が違っているようですが、
どのような決まりになっているのでしょうか。
(A)
日本中央競馬会(JRA)によると、レースの格によって違いがあります。
G3レースは深緑地に白文字、G2レースは赤褐色地に白文字、
特別競走は黒地に白文字、といった具合です。
最高格のG1レースは、紫紺地に白文字ですが、クラシックレースのさつき賞、菊花賞、
桜花賞、オークスは紺地に黄色文字です。ただ、ダービーは金刺しゅうされた白地に黒文字を
使っています。この配色は、日本の競馬が始まった当時のもので、競馬の祭典と言われる
ダービーだけは、伝統を守っています。
91年から全レースで、馬番のほか、馬の名前が入るようになりました。
1度使ったゼッケンは、ほとんど馬主が持ち帰っているそうです。
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世間ずれ…実社会で苦労を重ね
実社会で苦労を重ねたため、世間の裏側を知り、悪賢くなったことをいう。
ところが最近では、世間の動きとずれている、世情にうとくて、何が流行
しているのかも知らない、といった意味に勘違いしている人が増えているらしい。
「世間ずれ」の「ずれ」は、「靴ずれ」「床ずれ」などの「ずれ」と同じで、
「ずれている」のではなく「すれている」ことだ。ものとものがこすれて形が
かわってしまうように、世の中でもまれて性格や人柄がかわることをいう言葉である。
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脳卒中の後遺症と痴ほう防止〜発病早期の治療が大切
近年、「脳卒中」や「痴ほう(ボケ)」は医療の重要なテーマとなっています。
脳卒中の死者数は最近減少していますが、後遺症が残る患者は増えています。
脳卒中には、脳出血と血管がつまる脳こうそくがあります。後遺症はさまざまですが、
多いのは片方のまひや歩行障害、失語症です。
後遺障害を軽くするには、発病早期の適切な治療が大変重要です。
最近、各地に「脳卒中センター」が設立されていますので、できるだけ早く専門科を
受診することをお勧めします。
脳卒中の慢性期治療は再発防止が目的です。
再発率を高める危険因子は、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙、肥満などで、降圧剤や
アスピリンなどの薬物治療とともに日ごろの生活にも気を配る必要があります。
後遺障害にはリハビリテーションが大切です。
運動まひに対する訓練はよく知られていますが、言語能力や理解力に対する訓練は見逃されがちです。
認知機能に障害があると、脳卒中後にいわゆる「血管性痴ほう」となる場合もあります。
認知機能訓練をうまく行うには、周囲が患者の病態を理解し、趣味やゲームなども取り入れ、
楽しく頭を使うことが大切です。
脳の神経細胞は極めてゆっくり再生しますので、気長に訓練を続ける必要があります。
もう一方の痴ほう疾患である「アルツハイマー型痴ほう」でも同じことが言えます。
アルツハイマー型痴ほうでは、まひや動作障害はなく、「物忘れ」といった記憶障害で始まり、
やがて理解や意思疎通、言語能力が障害されてきます。
認知機能を改善する薬も開発が進んでいます。病院の「物忘れ外来」などで早期に診断を受け、
薬剤を服用し、生活環境を改善することが症状の改善につながります。
生活の中に会話や音楽などを多く取り入れ、本人の能動性を引き出すことも大切でしょう。
九州大病院では、神経内科・精神科が共同で「物忘れ外来」を設置、相談に応じています。
(大八木保政・九州大講師)
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環境家計簿の炭素換算
(Q)
環境家計簿の記事がありましたが、一般家庭で電気などの使用量から
CO2排出量(炭素換算)を計算する方法を教えてください。
(A)
環境庁が発行している「環境家計簿」によりますと、計算式は表の通りです。
各項目ごとに排出係数をかけます。係数は例えば電気の場合、
現在の電源構成(火力、水力、原子力の割合)を基に、1キロ・ワット時の電力を得るために
排出されるCO2の量を計算して決めています。炭素換算を3・67倍すればCO2の重さになります。
CO2の求め方(kg) 電気 キロ・ワット時 ×0.12
都市ガス 立方メートル ×0.64
LPガス 立方メートル ×1.8
水道 立方メートル ×0.16
灯油 リットル ×0.69
ガソリン リットル ×0.64
アルミ缶 本 ×0.05
スチール缶 本 ×0.01
ペットボトル 本 ×0.02
ガラス瓶 本 ×0.03
紙パック 本 ×0.04
食品トレー 枚 ×0.002
ごみ キロ・グラム ×0.24
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近畿は2府5県
(Q)
近畿地方とはどの府県を指すのですか。三重県は入るのですか。
また関西地方はどの府県のことですか。
(A)
京都大大学院人間・環境学研究科の金坂清則教授(地理学)に聞きました。
「近畿」という言葉が文献に初めて登場するのは1898年(明治31)で1903年の
地理の第一期国定教科書に掲載され定着しました。
その範囲は大阪、京都、兵庫、和歌山、奈良、滋賀、三重の2府5県です。
近畿の名前は畿内に由来し、畿内とその周辺という意味です。
古代の律令制で「五畿七道」という地方行政区画が定められました。
五畿というのは国家の中心を指した畿内の大和、山城、河内、和泉、摂津の五つで、
七道は畿外の東海道、東山道、北陸道、山陰道、山陽道、南海道、西海道です。
63年(昭和38)に施行された近畿圏整備法では「近畿圏」の定義として、
福井県を含む2府6県を一体とした広域としており、福井県を含んでいます。
また、国の出先機関では建設、通産の両省が「近畿」に福井県を含み、大蔵、農水、郵政の
各省は「北陸」の管轄になっています。運輸省は海運が「近畿」、陸運は「中部」と分かれています。
三重県はいずれも「東海」「中部」の管内となっています。
一方、「関西」は鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡(あずまかがみ)」に見られるのが最初です。
鈴鹿の関(三重県関町)、不破の関(岐阜県関ヶ原町)、愛発(あらち)の関(福井県敦賀市)より
西というのがもともとの意味で、関東に対する言葉です。
関東は「関八州」(相模、武蔵、安房、上総、下総、常陸、上野、下野)という言い方もあるように
範囲がはっきりしているのに対し、関西は範囲が漠然としています。
最も広く取れば「名古屋、富山以西の西日本」を意味し、
次いで「近畿・中国・四国」「三重を除く近畿・岡山」と範囲が徐々に狭まり、
最も狭い使われ方としては「京阪神」ということになります。
もともと行政上の公式の用語でないため、ひとそれぞれに受け取り方は様々です。
(1999年現在)
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