#23

コレステロールって何?〜生活習慣や合併症も考えて
脂肪にはコレステロールや中性脂肪などがあり、たんぱく質と結合して血液中に存在します。
脂肪とたんぱくの結合物をリポたんぱくと呼び、これが過剰にある状態が高脂血症です。
リポたんぱくには、コレステロールを多く含み動脈硬化を進行させるLDL、
中性脂肪を多く含むVLDLと、LDLの働きを弱め、血管をしなやかにするHDLがあります。
LDLやVLDLは低く、HDLは高い方が良いですね。血液の総コレステロール値は
あくまで参考で、LDLやHDLのコレステロール値を知ることがより重要です。
コレステロールは食べ物として口から入り、腸から肝臓に運ばれてLDLの原料になります。
LDLのコレステロールは細胞の膜やステロイドホルモンなどの材料になるのでとても大切ですが、
過剰だと血管が硬くなったり、心臓病が発症したりします。特に中高年の人は気をつけて下さい。
人は、様々な要因が絡んで病気にかかりやすくなります。
たとえば心臓病の危険因子として、加齢(男性は45歳以上、女性は55歳以上)、高血圧、
糖尿病、喫煙、肥満、家族歴などが挙げられますが、このような合併症がある方は、
より積極的な脂質低下療法が必要とされています。
脂質管理は、ライフスタイルの改善が大前提です。高血圧の人は塩分を控え、喫煙者は禁煙、
肥満なら減量し、規則正しい運動をするといったことが大切です。
また、肝臓でのコレステロールの合成を抑制するスタチン薬も、最近よく使われます。
これはLDLコレステロール値を下げるだけでなく、いくつもの効果が証明されつつあります。
私たち医師は、コレステロールの値だけでなく、ライフスタイルや合併症を一緒に考えて、
健康な血管を維持できるよう患者さん1人ひとりにあった医療を目標にしています。
(朔 啓二郎・福岡大教授)
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臭気判定士の仕事は
(Q)
臭気判定士とは何をする人なのでしょうか。
(A)
環境庁から臭気判定士の試験実施機関に指定されている臭気対策研究協会に聞きました。
96年4月に悪臭防止法が改正され、人間の嗅覚(きゆうかく)をもとにした「臭気指数」
を規制項目に加えることになりました。この指数を算定するのが臭気判定士です。
国家資格で、全国に約1400人います。
指数は、特定の物質を対象にするのではなく、ある場所に漂う悪臭を何倍に薄めれば、
においがしなくなるかを基に計算するものです。法基準は130倍以上です。
においの判定は6人以上の判定員が行い、判定士はそのとりまとめなどを行います。
分析統計などの試験と、嗅覚が正常かどうかのテストがあります。
工場などで、悪臭が基準以内に収まっているかを調べます。
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拠出…「拠」は本来お金と無縁
「拠出」は、元来は、「醵出」と書く。
「醵」には「金を出し合って酒を飲む」という意味があり、そこから、
金銭を出し合うことを表す「醵出」という言葉ができた。
「拠」は、「拠点」「根拠」など「よりどころ」「たよる」といった意味で、金銭には関係ない。
ところが、「醵」が当用漢字にないため、「拠」の字で代用する書き方が、
昭和30年代ころから見られるようになった。
次第に国語辞典でも認められ始め、新聞でも使うことにしたものだ。
今では「醵出」の表記を知らない若い人も多くなった。
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お食事・ごはん・酒
料理店で和食のコース料理を頼む。酒を飲みながら、付き出し、刺し身と順々に楽しむ。
やがて、仲居さんが「後はお食事になりますが、お持ちしてよろしいですか」と尋ねる。
「これから食事なら、今までのものは何だったのか」という気にもなるが、
ここでは、お食事とはごはんもの、漬物と汁物のことである。
一方、「ごはんを食べに行こう」という場合の「ごはん」は、米の飯に限らない。
パンでもスパゲティでも中華料理でもかまわない。
先の「お食事」が、米の飯の意味に限定されて使われているのに対して、
この場合の「ごはん」は食事全般の意味に広げて使われている。
ところで、「酒」も後者の例で、時には日本酒の意味に、時にはアルコール全般の
広い意味で使われる。そこで、医者に「酒」を止められたノンベエは、
「酒はだめだからビールにしよう」と言うのである。
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フリーマーケット…自由市場ではない
土曜、日曜や祝日、公園や広場に、不要品や手製の品など、思い思いの物を
それぞれが持ち寄って開かれる。誰でも自由に店を出せるということから、
「free(自由な)市場」と解釈されている節もあるが、
元来はフランス語から来た言葉で、「蚤(のみ)の市」のこと。
パリ郊外の露天のがらくた市の名称に由来し、
蚤がいるような古い物を売るところからこの名がついた。
この英語表現が「flea(蚤)market」。
日本語の発音だと同じになってしまうため混同されたようだ。

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