#19

こだわる…プラスイメージは最近のこと
ささいなことにとらわれることで、「格好にばかりこだわる」というように使う。
漢語でいえば「拘泥」で、本来、あまりいい意味の言葉ではない。
しかし、最近では、「本物にこだわる」「こだわりの一品」など、
格別の思い入れがある様子、細部にまで気を配り、自分の仕事に妥協を
許さない態度といったものを表すことの方が多くなった。
広辞苑は第五版(1998年)から、日本国語大辞典も第二版(2001年)から、
こうした「いい意味」での用法を追加している。
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市外通話料の基準地
(Q)
NTTの市外通話料金は距離によって異なりますが、その距離はどこを基準に測るのですか。
東西に長い神戸市の場合、東の端と西の端では随分違ってきます。
(A)
NTTに聞きました。3分10円でかけられる単位料金区域(いわゆる市内区域)ごとに、
基準地が決められています。基準地間の直線距離が、区域内に一律に適用されます。
基準地は1962年に決められましたが、その区域の中心ではなく、市外交換機の置かれていた
電話局を選びました。市外通話が市外局を通っていたことから、こうなりました。
神戸(078局)の場合は、神戸市中央区海岸通を、大阪(06局)は大阪市北区堂島を、
それぞれ基準地としています。基準地を単位料金区域内にたくさん設けると、
料金計算が複雑になることから、1か所だけとなっています。
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名前…神聖な魂そのもの
籠(こ)もよ み籠(こ)持ち 掘串(ふくし)もよ み掘串(ぶくし)持ち この岳(をか)に
菜摘(なつ)ます兒(こ) 家聞かな 告(の)らさね そらみつ 大和(やまと)の國は おしなべて
われこそ居(を)れ しきなべて われこそ座(ま)せ われにこそは 告らめ 家をも名をも
は『万葉集』の開巻冒頭にある雄略天皇の歌である。雄略天皇が「籠(菜を入れるかご)もよい籠を持ち、
掘串(土を掘る道具)もよい掘串を持って、この丘で菜をお摘みの娘さん。あなたの家はどこか聞きたい。
言いなさいな。大和の国は私こそすべてを従えて一面に治めているのだが、
私にこそは教えてくれるでしょうね。あなたの家をも・名をも」というもので、簡単にいうと
「あなたの名は何というのか」と呼びかけたのである。これは明らかに求婚すなわちヨバイの歌である。
ところで、人の名というものは実に大きな意味をもったものである。日本人の古くからの考え方は、
名は人間の肉体につけられたものではなく、その人の霊魂、つまり魂、タマにつけられるものであると
したのである。したがって、雄略天皇の歌も、たんに「君の名は」という単純なものではなく、
乙女の魂に呼びかけたのである。女の魂を自由にするために、その名を知る必要があったのである。
今は、「夜這い」という字をあてて、みだらな行為のように思われているヨバイも、
実は妻問婚(つまどいこん)時代には恋愛結婚の最初の段階としての手続きで、
この言葉も名を呼ぼう、すなわち娘の魂を呼ぼうということから生まれたのであった。
◆通称で間に合わせも
だから、本名を明かすことは魂も明け渡すことになり、昔の人は容易に明かさなかった。
それで一般にも本名のほかに通称をもっていて、それで間に合わせたのであった。ことに女の場合、
その本名は親以外では夫となるものでなければ明らかにしないのが、古くからの習わしであった。
したがって、村うちではその人の本名を知らずに、通称でいっさい事を足しているという風習もあった。
色街の芸妓(げいぎ)や、バーやキャバレーのホステスが、みな源氏名をつかって
本名を明かさないのも、そうした伝統の名残でもある。
江戸時代の宗門改帳(しゅうもんあらためちょう)などには、家長をはじめ男の名前は書かれているが、
女は「女」とか「女房」とか「娘」などと書かれているだけである。これも封建的家族制度の男尊女卑の
意識によるものではなく、魂の名である本名は夫以外に明かさない。明かすことによって相手に魂が
奪われるという古代からの観念を、公式の文書の中でも認めざるを得なかったのである。
◆襲名、名取や子供の名付けは「人格継承」
商家あるいは芸能界に伝わる襲名の風習も、実は名と魂の関係をよく物語っている。
三井家の当主は代々三井八郎右衛門を、住友家の当主は代々住友吉左衛門を、
鴻池家の当主は代々鴻池善右衛門を名乗ってきたが、こうした襲名も、その名を名乗ることで、
初代と同じ魂をもち、同じ人格になり、同じ力量をもち、その家を永続することができると
確信したことを意味しているのである。
役者の世界では襲名披露が盛大におこなわれる。それだけ名は重要であったのである。
たとえば市川団十郎、前は市川海老蔵であった。それが団十郎を襲名したとたん、芸域もひろまり、
団十郎としての貫録もできたという。それは団十郎という名を継ぐことによって、団十郎という魂を得、
その魂になりきり、それにふさわしい人格が備わったのであろう。
お茶やお花、踊りの家元の名や師匠の号を弟子たちに与えるところの、名取の習俗もこれと同じであるし、
一般にも親が子どもの名をつけるのに、草創期の偉い先祖の名をつけたり、
親の名の一字を授けることがあるのも同様の意味をもつものであろう。
こうして考えると、名というものはまことに神聖なものである。人の魂そのものである。
名をけがさないようにと教えられるのも、その魂を守ることであろう。
いずれにしても、意外なところに日本人の暮らしの伝統が継承されているのである。
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生命保険金契約額
「1件当たり」20年で3倍
日本人の生活スタイルや価値観とともに、生命保険へのニーズも変わってきた。
バブル経済のころは、着実にお金をためようという「貯蓄型」が人気を集めたが、
超低金利の長期化とともに遺族に保険金を残すための「死亡保障型」にいったん主流
が戻った。今は病気や介護が必要となる時に備える「医療保障型」へのニーズが高い。
契約1件あたりの保険金額も増え、1980年に平均464万円だったのが、
20年で3倍近くになった。これは物価の伸びより大きく、それだけ将来の生活に
不安を感じる人が増えていることの表れだろう。
ただ、保険会社の経営への不安や、収入減による家計の切り詰めなどにより、
生命保険への加入件数は年々減る傾向にある。実際の運用成績が契約者に約束
した予定利率を下回る「逆ざや」に頭を痛める保険会社にとっては、
保険料収入の先細りがダブルパンチとなっている。
契約1件あたりの
平均保険金額
464万円
(1980年度)
↓
1164万円
(2000年度)
*財団法人生命保険文化センター調べ
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飛行機雲できる仕組み
(Q)
飛行機雲はどのようにしてできるのですか。どんな飛行機でもできますか。
(A)
飛行機雲はジェット機のエンジンから出る排気ガスの水蒸気が冷やされ、
小さな氷になって雲のように見えるものです。
また、飛行機が飛ぶと、翼の後ろに空気の渦ができ、部分的に気圧が下がり、
その結果、気温も下がるため、氷ができやすい条件になります。
氷点下十数度で、水分をたっぷり含んだ空気中を飛ぶときにできます。
気温の関係から高度6000メートル以上でないと氷になりません。
飛行機雲が見えるようになったのは40年ぐらい前からです。
このころからジェット機が高い高度を飛ぶようになったからです。
よく見ると、エンジンの数によって、雲の本数が違います。
ボーイング747型機なら4本、エアバスA300なら2本の航跡が見えます。

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