#18
魚を「さく」で買う
魚を刺し身にできるように下ごしらえした段階の、魚の身のかたまりを「さく」と言う。
ただし、どうして「さく」と言うのかはよくわからない。
田畑を掘り返して作った溝やうねを「さく」と言い、溝やうねを作ることを「さくを切る」
と言う。魚のさくは、この田畑のさくと形が似ているし、「切る」というのも縁がある。
また、昔のかきつけは、木簡や竹簡と呼ばれる板状のものに書かれ、
それを糸で編んだものは「さく」と呼ばれた。これを漢字では「冊」と書き、
今でも和歌や俳句などを書く細長い紙は「短冊」である。
そして、一般に細長い形を短冊形と言う。魚のさくも細長い短冊形と言える。
というようなことが関係しているのか、魚のさくを漢字で書くときには、
つくる意味の「作」、あるいは細長い形を意味する「冊」とあてる。
ちなみに、「冊」には「サク」「サツ」という音(おん)がある。
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五月晴れ…本来は梅雨の晴れ間
ツバメの飛び交うさわやかに晴れ渡った今ごろの空を指して使われるが、本来は、
旧暦5月(今の6月)、梅雨のさなかに時たま晴れることを指す言葉だった。
じめじめしてうっとうしい季節の中で、思いがけず出合った、
ひとときの晴れ間――それが古人が見上げた「五月晴れ」だ。
新暦が生活の基本になって、五月晴れという言葉は2つの意味を
持つようになったわけである。
ただし、五月雨は今でも新暦5月に降る雨ではなく、梅雨の長雨だけを指す。
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あわや…ほっとした気持ち
「あわや衝突というところで回避に成功した」のように、間近に
迫ってきた危険をぎりぎりで切り抜けた、といった場面で使われる。
「あやうく〜するところだった」という意味で、
何かよくないことが起ころうとしたときに使う言葉だ。
惜しかった、もう少しだったのに、というニュアンスはない。
「あわや逆転ホームラン」と言ったら、ホームランにならないでよかった
という守備側の気持ちを代弁する表現になる。
中立的な立場で使うときには気をつけたい言葉だ。
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動物年齢の換算基準
(Q)
動物の年齢をよく人間にたとえて言われますが、何を基準に換算しているのでしょうか。
(A)
大阪市立天王寺動物園に聞きました。
人間、その他の動物には、それぞれの体内時計がありますので、一概には言えません。
決まった換算方法があるわけではありませんが、
あえて換算するとすれば、次の2通りがあります。
一つは人間の平均寿命を動物の平均的な寿命にあてはめて、計算するやり方です。
犬の場合ですと寿命は15年程度ですから、
人間の寿命を80歳とすると3歳の犬は16歳ということになります。
もう一つは繁殖年齢−何歳で子供を産むか−を基準にするもので、
犬は生後1−1年半で繁殖年齢になりますので、
犬の1歳を人間の15、16歳と見なして計算します。
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大阪地下鉄の上り・下り
(Q)
大阪市営地下鉄の上り、下りはどういう基準で決めているのですか。
(A)
大阪市交通局によりますと、路線ごとに起点、終点を決め、起点→終点を下り、
逆を上りと呼びます。御堂筋線、谷町線などの南北路線は北を起点にし、中央線、
千日前線など東西に走る路線は西を起点にする原則があります。
ですから、北行きと西行きは上り、南行きと東行きは下りになります。
近畿日本鉄道は大阪(難波、上本町、阿部野橋)、京都、名古屋を起点としており、
各起点から出発する電車が下りです。ただ、大阪−名古屋間の特急は、両方とも起点
ですので、大阪発を下りとしています。JR西日本は東京へ向かう列車を上りとする、
旧国鉄時代からの原則を引き継いでいますが、津山線(岡山−津山)のように、
東京から遠ざかるのに上りと呼ぶ例もあります。
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