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なるほど 4



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ヒコページがいい



 語を造る造り方を造語法というが、近年漢字離れが進んでいるため、

漢字をもとにした新語の造語法がほとんど見られない。

 古くは「女」の字を分解して「くノ一(くのいち)」と言うことは知られている。

そのほか、「ロハ」が無料の意味なのは「只(ただ)」を上下に分解して読ん

だからである。戦前の女学生用語「ヒコページ」「マメページ」は「顔」「頭」

の意で、彦頁(ぺーじ)、豆頁と左右の偏と旁(つくり)に分けたものでかわいらしい。

 僧侶(そうりょ)の隠語にもこの手のものが多い。「大無人」は一。「大」

の字に「人」がなければ「一」になるから。同様に「天無人」「王無棒」

「罪無非」「吾無口」「立無一」「切無刀」「木無十」「丸無点」「土無一」は

順番に二、三、四、五、六、七、八、九、十を意味する。また、「大悦」は自慰の意。

「大」を分解すると「一人」になり、全体で「一人で悦に入る」からである。

「天悦」は想像にまかす。



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妖怪…「畏怖」と「恵み」神秘の存在 



  ◆鬼や河童、伝承各地に

 人間がこの世に営みを立てるとき、さまざまな脅威や摩訶(まか)不思議な現象と

対応しなければならない。この摩訶不思議な超自然的な存在がいまいう妖怪である。

それらと交渉するなかで人はそこに神秘性を認め、それは神のなせる業であるように

意識し、妖怪と神を一体化する考えが生まれたのである。したがって、妖怪は一面に

おいて人間を畏怖(いふ)させるが、また一面において人間に恵みを与えてくれるも

のであり、鬼・天狗(てんぐ)・河童(かっぱ)はそうした妖怪のヒーローである。

 鬼が人を食う話は古代・中世においてたくさんあるが、もっともよく知られる話に

「大江山の酒顛童子(しゅてんどうじ)」がある。ところでこの話をよく吟味してみ

ると、酒顛童子は鬼とされているが、童子といえば童形の稚児で神の化身である。

酒顛童子は山の神の化身で、この山の神というのは山のふもとに住む人の祖霊が山中

他界にとどまってなった神である。この祖霊は恩寵(おんちょう)と懲罰の二面性を

もつものである。

 また、鬼は人を食ったりさらったりする恐ろしい妖怪として意識し、語り伝えられ

ているが、昔話の世界になると反対に鬼のほうが傷めつけられたり、また恩恵を与え

る鬼もある。「一寸法師」の話などはその代表である。要するに鬼は本質的には祖霊

の象徴であり、悪霊を祓(はら)ってくれるものである。東北地方のナマハゲをはじ

め、小正月に鬼や異形者の扮装(ふんそう)をして各戸を訪れるものも祖霊の象徴で

ある。また、九州の国東半島の六郷満山の寺院をはじめ、全国各地の寺院で営まれる

修正会・修二会に登場する鬼も、悪霊を祓ってくれる善神である。

 鬼とならぶ妖怪の横綱が天狗である。山の怪異伝承のなかには天狗の行状として語

られる伝承がきわめて多い。深夜にノコギリやオノで木を伐(き)り倒す音が聞こえ

るので、翌日そこへ行ってみると、木を伐り倒した跡がまったくなかったという「天

狗倒し」の話。夜中に山中に入ると、どこからともなく石が飛んでくるという「天狗

礫(つぶて)」の話。昼間でも山中で突然大声でゲラゲラ高笑いされる「天狗笑い」

の話。山中で突然太鼓の音が聞こえてきたり、囃子(はやし)が聞こえてくるという

「天狗太鼓」「天狗囃子」の話。夜中に明かりをつけたり、火の玉を飛ばしたりする

「天狗火」の話など、数えればきりがない。

 もともと天狗は人間界と隔絶した山という異界に棲(す)み、山の支配者として

人間から畏怖される超自然的な存在であった。この天狗がしだいに人間と交渉を重ね

るうちに、棲処(すみか)を里にもつようになり、そこから人間に近づき、しまいに

は笑い話に語られるような、人間よりも劣った道化的存在となった。

 河童ほど人々に親しまれ、もてはやされている妖怪はない。女児の断髪を「お河童」

といい、泳ぎ上手のものを「河童」という。少しも気にかけないこと、平気なことを

「屁(へ)の河童」という。寿司(すし)の中にも「河童巻き」というのがある。

それほど河童は世代を超えて、また地域を超えてなじみ深い妖怪であった。そのため

今、河童の方言をあげるとおそらく100を超えるであろう。

 河童はもともと空想や幻想で実体はないのであるが、実在していることを疑わない

人もあり、河童を実際に見たという人もあり、またその話を信じる人も少なからず存在

しているのも事実である。そして、かつての人々はそれなりにイメージを描いていた。

その姿態は人間の形をとるものと、動物の形をとるものとあり、人間の形のものは頭に

皿をいただいた童形であり、動物の形をとるものは甲羅を背負っているのが特徴である。

 こうした河童はキュウリが好物であるというが、それは人間の味がするからだという。

祇園祭の日にはキュウリを沼や川に流して「河童祭」をするとよい。またそれまでに沼

や川に泳ぎに行くと河童に尻子玉を抜かれるという。もともと河童は水の神の精と考え

られていたのであった。



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すべからく ・〜・〜「すべて」ではない



 「約束をしたことはすべからく果たした」――ある政治家のこんな発言が

報道されたことがある。「すべからく」を「すべて」の意味で使っている

ようなのだが、これはちょっとおかしい。

 「すべからく」は「ぜひとも」「当然」という意味で、漢字をあてれば

「須(ら)く」。漢文の訓読から生まれた語で、原則として「すべし」で結ぶ。

 古めかしい言い回しだが、現代語として使う場合も「〜しなければならない」

「〜する必要がある」などで受けて使うべきものだ。




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ボウリングの材料は何



(Q)

ボウリングの球とピンはどうやって作っているのですか。材料は何ですか。

リサイクルできるのですか。



(A)

日本ブランズウィックに聞きました。球は昔は硬質ゴムでしたが、最近は

プラスチックやウレタンを型に入れて作っています。個人所有のマイボール

はレーンとの摩擦が大きく、フックのかかりやすいウレタンが主流です。1個

が4万円ほどします。これに対し、プラスチック製は安くて傷がつきにくい

のが特徴です。ピンはカエデの木を寄せ木細工のようにして組み立て、表面

をナイロン樹脂で覆っています。普通は1か月使い、1か月間補修をしたり

休ませ、また1か月使うといった調子で2、3年で入れ替えます。

使わなくなった球やピンは廃棄物として捨てているのが現状です。



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破天荒 ・〜・〜乱暴者というわけでは…



使われている字からの連想で、「破れかぶれ」

「荒っぽい」といった意味で用いられることが

多いが、本来は、今まで誰にも出来なかった

ことを成し遂げるという意味だ。

唐の時代、現在の湖北・湖南地方で科挙

(官吏登用試験)の合格者がなかなか出ず、

それを天地未開の状態にたとえ、「天荒」と

言っていたが、ついにある若者が合格、

「天荒」を破った、ということで「破天荒」

と称したとの故事による。「前代未聞」

「未曽有」などに近い言葉といえる。





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