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道男の随筆
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ヤーコン栽培
「ヤーコンの菓子の試作品が出来たよ。ちょっと寄ってみないか」と吉敷の多々良農園主・多々良孝一さんに声をかけられた。彼は滝山の「緑山会」の古くからの仲間で、職業柄、植物のことについては誠に詳しい。現職・竹炭生産者。市の姉妹都市であるスペインのパンプロ‐ナの派遣団長となったり、文化活動も大変力を入れている人で人生の先達として親交頂いている。 昨年「ヤーコン」の種芋を少し頂いて植えてみた。畑に青々と茂って、収穫も上々で、かじると梨のような甘い味がする。芋はサツマイモに似ているが、オリゴ糖が多く含まれており、便秘に良い。飴の原料としても使える。ちょうどポテトチップのように揚げてお菓子にすると甘くてカリカイして食感も良い、最後のレンコンの天ぷらを食した時の繊維質の残滓が残るがこれも好みによろう。「この試作品を料理教室開いて広めたい」と意欲的で、来月には商店に並べるという。種芋を少し分けて貰って、阿仙原の棚田に植えつけた。猪に荒らされなければ、元々アンデスの山中の芋であるから高冷地でも育つであろう。友人にも分けて育てて貰うことにした。協同して大量に生産できれば、製菓会社も飴の原料として買ってくれるという。林農参入者の新しいチャレンジだ。

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